2008年11月30日日曜日

感謝祭  サンクスギビング

例年のごとく、感謝祭のお祝いをケヴィンの両親と祝った私達。なんと去年の感謝祭のホリデイから彼の実家に帰っていなかった!ここ一年の間、いつも彼の両親がボールダーに来てばかりだったのでした。

感謝祭はすべてが商業化しているアメリカで、唯一シンプルなホリデイ。プレゼントを交換したり、お店に感謝祭用のデコレーションなんかが出回ったりしないので、純粋に家族とのんびりして食事をするためのホリデイなのです。先週は丸々学校も休みで、多くの人が実家に帰っていたとみえて街もなんとなく静まり返った感じ。(ダウンタウンは子連れ客で賑わっていましたが)

ところが毎年第3木曜日の感謝祭の翌日は、ブラック・フライデーと呼ばれるクリスマス前のセール開始の日。朝5時に開店するお店も少なくなく、今年は景気の低下のせいもあり、前日の夜11時に開店する店まで登場。去年コロラド・スプリングスでは、朝5時までに車の盗難の被害が続出。一旦エンジンをかけて家にコーヒーマグを取りに行っている間に、車が忽然と消えたそうです・・・。

約5時間が経過。七面鳥を切る瞬間はわくわくする。家族で妙に盛り上がったりして。
七面鳥にはかかせないクランベリーソース。

すべて手作りです。ランバート家は出来合いのものは決して使わず。

手作りのかぼちゃのパイ。(日本の)かぼちゃはケヴィンのママの畑から。

2008年11月26日水曜日

Girl's potluck

日曜日、久しぶりにいつもの日本人仲良し組み6人が集まってpotluck(持ち寄りの会)をしました。詳細は明子ちゃんのブログでどうぞ。

さすが食にこだわる日本人の集まり。期待を裏切らずどんどんおいしい食べ物が集まってきました。これはすべて手作り(私は手抜きをしてパテを購入しましたが)。

こちらはSちゃんがお誕生日の人達に作ったかわいらしいアレンジメント。コロラドでも、こんなにかわいらしいことができるとは!

グレイ家には2匹のかわいらしいボストンテリア(母と息子)がいるのですが、撮った写真は全部ピンボケ(涙)。一番まともだったのは、スースーお休み中のボニーちゃんの背中・・・。母子で背中の模様がそっくりで、ついつい微笑んでしまう愛嬌者のワンちゃんたちでした。

2008年11月21日金曜日

燃えるような空

最近リアルタイムにブログをアップできていないのですが、これは18日の夕焼け。アシャの散歩中に、必死に夕焼けの写真を撮っている近所のおじさんの姿を発見。そうか、と私もとっとと家に戻り、アシャを置き再び外へ飛び出したわけです。

夕焼け雲はどんどん表情を変えるので、スピードが勝負(なんて)。

上の写真のちょっと前は、こんなルネッサンス調の絵画のようなカラーだったのが、太陽の沈み具合で濃い色に染まり、そして寂しげなグレイに代わり、一番星が光る、という具合。

こんなところにも飛行機雲が。飛行機の中からはどんな風に見えるのでしょうね。

まだあります。溜めていた写真。これは更に一週間ほど前に撮った写真。

ちょうど一年前にも夕焼けの写真を載せてました。一年って本当に早い。

2008年11月18日火曜日

我が家の定番マフィン

これは以前ボールダーにあったB&Bから来たレシピで、いろいろ試したけどこれが一番おいしいので我が家の定番となりました。友人の間でも非常に評判がいいマフィンです。

【材料】(マフィン型12個分)

  • 中力粉 2カップ(USサイズ)もしくは 300g
  • 塩 小さじ1/2
  • ベーキングソーダ 小さじ1/4(標高が低いところでは小さじ1/2)
  • グラニュー糖 1カップ もしくは 100g
  • バター 1カップ もしくは 220g
  • 卵 2個
  • バニラヨーグルト 1カップ もしくは 250cc
  • バニラエッセンス 小さじ1
  • ベリー類(ラズベリー、ブルーベリー、ブラックベリーなど)約1カップ


  • 【作り方】

    ①室温でやわらかくしたバターをボウルに入れ、クリーム状にする。グラニュー糖を加え、白っぽくなるまですり混ぜる。ほぐした卵を少しずつ加えて、分離しないように混ぜる。
    ②別のボウルに、中力粉、ベーキングソーダ、塩を混ぜてふるっておく。
    ③①と②とヨーグルトを交互に加えバニラエッセンスを加える。
    ④マフィンの型の半分くらいまで③を入れ、好きなベリー類を置き、残りのタネでベリー類をカバーする。
    ⑤180℃のオーブンで18~20分、もしくはほんのりと色がつくまで焼きます。
    【バリエーション】
    ポピーシードマフィン - 小さじ3のポピーシードを混ぜる。 *アーモンドマフィン - バニラの代わりにアーモンドエッセンスと細かく刻んだアーモンド1/4カップを混ぜる。

    ラズベリーとブルーベリーを置いたところ。ベリーは新鮮なものでも冷凍なものでもOK。我が家はベリー類が豊富な時期に、たくさん買って冷凍しておきます。

    2008年11月13日木曜日

    水玉模様の家

    なんだこりゃ?という感じですが、我が家は約2ヶ月間部分的に水玉模様の家でした。日曜日にペンキ塗りをし、やっと元の状態に戻ったところ。

    ここを買って早8年以上。このタウンハウスは突貫工事で作られたのか、断熱材がほとんど入っていなかったようで、冬はまるでシベリア状態。人一倍寒がりの私は常に手足が凍りつくような状態で、私ほど寒がりでない友人達も我が家に来ると「寒い~」と悲鳴を上げていました。家を出たら外のほうが暖かい、なんてことも。

    そしてついに今年の夏、壁に穴を開けて断熱材を壁と壁の間に吹き込んだわけです。その成果の大きかったこと。家の中がやっと普通の家並の温度に。夏も熱を遮断するようで、例年より2階が暑くならないし、更に外部の音を遮断するというおまけつき。こんなすばらしい投資はない、と大喜びの私達。

    しかし、そこへ我が家を襲った悲劇とは・・・。「ケヴィン梯子ごと転落」の巻。ちょっと前の話になりますが・・・。

    見にくいのですが、正面一階の小さな窓の上にちょろりと屋根があるのが見えますか?ケヴィンがそこへ梯子をかけてペンキ塗りをしていたところ、ずるりと梯子が後ろへずれ、梯子ごとうつぶせ状態で地面に叩きつけられてしまったのでした。もちろん、缶にたっぷり入ったペンキごと、です。私が帰宅した時は、手から血を流しながら必死になってウッドデッキ中にこぼれたペンキを水で流していた彼。一瞬何が起こったのか全く理解できなかった私もその後状況を把握し、タワシを持って応戦しました。

    そんなことがあってから2ヶ月。選挙が終わりログキャビン作りも落ち着いた先週末、やっと残りを塗る気になったようです。それにしても、大怪我しなく本当にラッキーでした。あと、アシャがこぼれたペンキの下にいたら、もう一仕事増えてました。

    手作りペスト・ジェノベーゼ

    一度作ったら二度と市販のペストは買う気になりません。

    材料(1カップ(250ml)分)

  • バジルの葉 2カップ
  • パルメザンチーズ(摩り下ろし)1/2カップ
  • 松の実 1/3カップ
  • にんにく 2かけ
  • オリーブオイル 1/2カップ
  • 1.オリーブオイル以外の材料をフードプロセッサーに入れる。

    2.フードプロセッサーを回しながら、ゆっくりオリーブオイルを入れる。

    3.もしペストが乾いた感じのようなら、オリーブオイルを足す。塩・胡椒で味を調える。

    *保存する際、ペストを容器に入れたあと少しオリーブオイルを上から足しておくと乾燥しない。

    冷凍する場合(3ヶ月まで)

    1.フードプロセッサーに松の実とチーズ以外の材料を入れて、出来上がったペーストを氷を作る容器に入れて凍らす。

    2.使う時に、まずフードプロセッサーに松の実とチーズを入れて回し、解凍したペースト4キューブを混ぜ合わせる。

    2008年11月5日水曜日

    新しい世界

    9.11テロ事件の翌日と、正反対の意味での「新しい世界」に突入したアメリカ。あまりにもうれしくて実感が湧かない、という人も少なくないのでは?
    我が家はケヴィンが8月からオバマ・キャンペーンに深くかかわっていたので、やっとここにたどり着いたという感じ。昨夜9時に「オバマ氏確定」のニュースが流れた時は、いろいろな思いが頭の中をかけめぐり、この人が本当に大統領になるのだ、と感慨深いものがあった。
    ブッシュ政権の8年間のツケと多大なる国民と世界の期待を肩にのせ、オバマ氏には今後様々なチャレンジが待ちうけていると思うが、このキャンペーンで確立したネットワークと草の根の底力を駆使して頑張ってもらいたい、と心から願うばかり。この国にもやっと変化が訪れるわけですね。それにしても、本当に長い8年間だった。 変化をもたらしたアメリカ人にもエールを送りたい。今回コロラド州も民主党に傾きました。
    投票日当日、ケヴィンの仕事はこの地域の投票所になった高校の体育館の外で待機(アシャは私が連れて来ただけです、念のため)。問題対処係でありました。一日ほぼ平穏だったようだが、一人怒りまくったおじさんがいたとか。朝7時から夜7時までこの場にいたのだが、実際には朝5時起きでまず事務所に行き、いろいろな準備と夜は後片付けをする、と長い一日になった。今週と先週は毎晩事務所に詰めて仕事という生活の彼。週末はログ・キャビン作りだったので、ここ1ヶ月以上全く休みなし。 よく行きていると思います、ほんと。
    前日に支給されたオバマ弁当。スティっカーやポスターになって、こんなにキマル大統領候補って、今までいた? この他に、地元の人がパスタやお菓子などを大量に作って投票所のボランティアに持ってきてくれたり、とさすがアメリカ人、こういうことに気がききます。
    投票所を閉めてから、ボールダー地区のキャンペーンスタッフとボランティアが地元ホテルに集まって、開票の様子を見守った。予想以上に早い「確定」の第一報が流れ、みんなが歓声を上げた。
    そしてその次の瞬間、人々の顔が涙顔に。
    お疲れ様。頑張った甲斐がありました。
    ケヴィンがしたためていた特別ビール。「チーフにエールを」
    夜遅く家に帰って一瞬寝ようとしていたが、やっぱり今晩飲む、とこのアルコール度の高いビールを一人でチビチビ。結局、今日は溜まりに溜まった疲労と体に残ったアルコールと戦っていました。 お疲れ様。

    2008年11月2日日曜日

    ハロウィーン

    金曜日はご存知の通りハロウィーンでした。なぜかこの日はたまたま学校がお休みで、昼間から街は仮装をした子友達でいっぱい。ダウンタウンのメインストリートはお祭り騒ぎで、昼間は子供たちで賑わい夜は大人で大騒ぎになるわけです。

    仮装して出社する人も少なくないようで、通勤時にお姫様やロックスターや農家の娘とすれ違ったり。そして驚いたことに、翌日土曜日の昼間にカウボーイや魔法使いがまだウロウロ。前の晩にどんちゃん騒ぎをして友達の家に泊まり、翌日二日酔いの中家に帰る人々でした・・・。血が流れる人の手首が首にぶら下がった犬、なんてのもいました。

    我が家の近所は例年それ程子供たちがやって来なくても、やはり念のためお菓子は用意しておかないと、と前日の夜スーパーへ。お菓子の棚の前はそんな人だらけ。うちがあんなものを買うくらいだから、お菓子の会社にとってハロウィーンは強い味方なんでしょうね。

    一番手はおとなりの5ヶ月の赤ちゃん、ジョゼフィーン。生まれて初めての衣装はてんとうむし。
    次はボウとソレイ。1枚目は鼻をかいてしまったので撮りなおし。

    …すると、2枚目は妹の指が鼻へ。

    いきなりこんな人が来たので、お菓子のバスケットを取りに家に入りつつ、一体誰だろうと悩む私。様子がおかしいので更に誰だろう?と悩んでいると、なんと夕食に招待した近所のおばさんだった(やられたっ!)。ケヴィンが家に帰った時、ワイングラスを片手にマスクをしたままテーブルに座る彼女を見て、ケヴィンは悲鳴を上げました。

    結果として、今年は学校が休みだったせいか子供たちは昼間にお菓子をたっぷりもらったようで、例年より更に静かなハロウィーン・ナイトになりました。残ったお菓子は、翌日オバマ・キャンペーン事務所へ。