ある日突然、右の踵が痛くて普通に歩けなくなってしまいました。というか、その3日ほど前から小さな前兆はあったのですが、歩いた方が良いのかと思い積極的に歩き続けた結果、ちょっと無理して徒歩で図書館に本を返しに出かけて、片足を引きずりながらクタクタになって家に戻る、という状態に陥ってしまったのです。その疲労困憊の程度が半端ではなく、帰りに池の横のベンチに腰掛けたら、そこで一瞬居眠りをしてしまったほど(驚愕)。
それから約2週間、立ち上がる時はまず左足を軸に数歩とっとっとと跳ねてから歩き始める、数日に一度の買い物に行くのがやっと、ひどい時は2日間家から全く出ない、というような生活を送っています。しばらくしたら炎症らしきものが引くかと思い湿布や痛み止めで様子を見ていましたが、良くなるどころか悪化する一方なので、先週ついに病院とフィジカルセラピー(PT)の予約のために電話をすると、PTは28日まで空きがなく、医師は早くて4月14日と言われました。
五十肩の時に勧められても固辞したコルチゾン注射を、今回は今すぐにでも打ってもらおうと思っていたのに、そんなに待てるわけがないと藁をもつかむ思いで「誰か空いているPAはいませんか?」と聞くと、相手も「確かに、言ってくれてありがとう」と、空いているPAを見つけてくれて31日に予約を入れてくれました。
このPA=フィジシャン・アシスタントという人達は、医師と看護師の中間の立場の、医師の監督の下で医療行為を行う専門職で、こういう時に強い味方です。実はPAはかなりの患者をカバーするという話もあり、経験が豊富だからPAは信頼できると言う人も少なくありません。
そんなわけで、今週はカリーナが春休みなので一家で南西コロラドまでスキーに行くか、と言う話になっていましたが、2人だけで1週間出かけてもらい、私は1人家に残りひっそりと生活することになりました。
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私だけでなく、街は妙に静まり返っています。なぜかと言うと、今週は小中高だけでなくコロラド大学も一斉に春休みなので、約3万人の大学生がいない上に旅行に出かけている家族もかなり多いようです。たった1週間の春休みなのに、知り合いが世界中に散らばっていることに気づきました。それが、行き先を聞いて「単なる春休みでそこまで行くか?」と思うほどの異常な海外旅行パターンなのです。
春休みはメキシコに行くアメリカ人が多いので、筆頭はやはりメキシコです。しかし周りを見回すと、、、
お向かいさん:イタリアへ父息子(13歳)の二人旅 斜め前:1歳と4歳の娘をオーペア(住み込みのナニーさん)に託して夫婦でガテマラ 左隣:フロリダ(でも先月はポルトガル、12月はイスラエルに行っている) *蛇足* 右隣:現在はいるが先月ガラパゴスに行き11月はオーストラリアに行っていた
カリーナの仲良しグループの半分の行き先は、フロリダ、ハワイ、コスタリカ、ジャマイカ、スイス、そしてまだ確認は取っていませんが、1人は南アに行っていると断言しています。インスタグラムを見ていたら、5分先に住む知り合いが、中学生の息子と一緒にパリにいる写真を投稿していて「ストは大丈夫なのか?」と余計な心配をしましたが、次の投稿はリヨン近郊になっていました。大丈夫らしい。
私はずっと家の中。でも街が静かな時にここにいるのも悪くない。←負け惜しみではなく真剣にそう思っています。
しかし大問題は、過去2週間の運動不足のせいで体重が増えている。。。やはり日々のハイキングは役立っているのだと確信した反面、ケヴィンとカリーナに、顔がどんどん丸くなっていると指摘され、ちゃんと元に戻るかものすごく心配。カリーナに「どう、マミー丸くなって少し可愛くなったと思う?」と聞いてみたところ、後ずさりしながら「いや、ちょっと、、、」と、お世辞にも可愛いとは言ってくれずショックでした。
話は元に戻り、足の炎症がみんなに言われるように足底腱膜炎なのかは、金曜日に判明します。