2021年1月26日火曜日

私の『移民記念日』

これはちょうど1年前の写真なのですが、1月26日は私が移民としてアメリカに渡った記念日です。

2000年にこちらに来たので、去年ちょうど20周年を迎えました。当日ふと思い立って近所に住んでいるママ友たちに「これから乾杯しに来ない?」と誘ったら、「もちろん!」と1つ返事で集まって来てくれました。

子供が同級生グループ
みんな2ブロック圏内に住んでいる


この写真を「あれから1年だよ」とみんなに送ったら、「室内でマスクなしで一緒にいるなんて、嘘みたいだねぇ」「ここに写ってる私たち、このあと世の中がどうなるか知らなかったんだよね」「あの頃は良かったねぇ」と、ため息交じりの返事が帰って来ました。

いつもハロウィンを一緒に祝うデニースも後から駆けつけてくれました
彼女の子供たちも同じ学校で少し年下

「早くマスクなしでハグができる日が戻るといいね」と返事を送ると、「ほんと、待ちきれない〜。私いつでも誰にでもハグしまくるよ!」という返事が戻って来ました(爆笑)


そして今日でアメリカ移住21周年です。アメリカ生活にはそれなりに適応しましたが、日本人ほど里帰りを楽しみにしている国民は他にあまりいないような気がします。私と同じような境遇の日本人の友人達と、「早く日本に里帰りしたいねえ、、、」と嘆く日々です。

追伸:今日ケヴィン父は2回目のワクチン接種を受けました。

2021年1月10日日曜日

明けましておめでとうございます


新年明けましておめでとうございます。

年明け早々、相変わらず世界は混乱気味ですが、そんな中我が家の明るいニュースは、ケヴィンのママも今週の火曜日にワクチン接種を受けられるようになったことです。

カリーナの学校も、予定通り1月5日から週に4日の対面授業に戻りました。11月に「次の登校予定日は年明け」と学区が発表した時の親の反応は、「クリスマス休暇明けなんて、感染者が急増するに違いないよねぇ」と殆ど期待をしていなかったので、予定通りの再開は棚ぼた的でした。

しかし実際のところ、ボールダー自体はアメリカの多くの地域とは違い感謝祭後の感染者の急増はなく、むしろ新規感染者数は減少傾向にあります。州立大学がある街としては上出来だと感心する一方、実は今回は小中高等学校を順番に再開し、大学生はオンライン授業のままと差別されているのでした。秋に新学年度がスタートした時は、コロラド大学を震源として感染者が急増し、一時学生達にはレストランにも入れてもらえないほど厳しく制限がかけられました。

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前回、10月〜11月に4週間学校に通った時は、天気が良くまだそこまで寒くなかったので、ルンルン気分で自転車で送り迎えをしていました。スクールバスは走っているのですが、たかだか10分程度でもなんとなく乗せるのには抵抗があるのです。バスドライバーさんに会えないのは寂しいですけどね。

今回は家を出る時間帯はまだ氷点下なので、さすがに自転車通学者も減りました。初めの2日間は車で送り迎えをしていたのですが、5分の道のりを毎日車というのは私の性格上(環境に良くないと)向いておらず、朝だけ片道2キロ強の道のりを徒歩に切り替えることにしました。すると、これがとても気持ちがいい!冒頭の写真の風景を見ると、朝一番に心が洗われるような気分にすらなります。

8時にカリーナを学校に送り届けた後に、1人で今まで通ったことのない路地を家に向かって歩いてみると、面白いデザインの家があったりしてこれまでに知らなかった街並みが見えてきました。その中で最も私の興味を引いた場所は「教会地区」。

昔ヨーロッパを旅行した頃が懐かしくなります

ダウンタウンの北の一角に、いろいろな種類(デノミネーション)の教会が集まる地域があります。そこの路地は今まで通ったことがなく、まるで別の街、それもヨーロッパにいるような感覚に。


「裏はこんなになっていたんだ」と驚き、この長屋のような光景は、もしや昔は馬が入るところだったじゃないかと思ったり。


朝7時半過ぎに家を出て、8時半頃に帰って静かにカフェオレを煎れて飲む、というのが最近の密かな楽しみになりました。コロナ渦で午前中のミーティングやジムに運動に行くことが全くなくなってしまった、今ならでの新しい習慣であります。

というわけで、本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。