2007年にブログを始めてから13年の月日が経過しました。長くも短くも感じますが、その間に自分が経験したことを思い返すと年月の重みを感じます。
今日、カリーナの誕生日の3/11以来初めて、我が家のダイニングルームで
家族揃って食事をしました。それを祝って乾杯。
時間の経過と言うと、2020年は世界中の多くの人にとって奇妙な時間の流れ方をしているのではないかと思います。3月から決まった範囲内で淡々と生活しているので、時間の感覚と前後関係がだんだんとおかしくなってきました。
3ヶ月の長い夏休みがあと2日で終わろうとしていますが、コロラドから一歩も出ない夏は本当に久しぶりでした。大きなことはあまりしなくても、小さなことで結構忙しくしていたので思ったより早く夏休みが終わってしまいちょっぴり残念です。
学校は、試行錯誤の結果、完全にオンライン学習で始まることになってしまいました。1ヶ月ほど前に、Phase3というハイブリッド(2日リモート&2日登校)で始めると一旦発表されましたが、約2週間後にPhase1に逆戻り。現在のアメリカの状況を考慮するとまあ仕方がないことだと思いますが、どうやらその理由の一つはこの国は教員の組合が強いことにもあるようです。
健康上の理由や家族内にハイリスクの人がいる等の理由で、実際に教室での授業の免除を申請した教師が学区内に300人程度もいたようで、その結果教員不足でオンラインでの授業に戻ったと言う話も耳にしました。
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今年の夏は友人と会う時は外のみで、「コロラドは天気がいいからラッキーだよね」と朝晩は涼しくて快適な高地の気候に感謝していたのですが、この2週間で州内の4カ所で山火事が発生(さらに増えていると言う情報も)。それに加えてカリフォルニアでは約40ヶ所が燃えているようで、その煙も徐々に東に流れて来ているようです。
お陰で現在の大気はこんな状態。下の写真は山火事前。
ここ数日は、マスクはコロナよりも煙のためにする感じです。自分が長時間外で過ごすと、夜になると確実に喉が痛くなることがわかってきました。私は何年かに一度声が全くでなくなることがあるので、どうやら煙に敏感な人のカテゴリーに入るのではないかと思い始めました。しかし、これがいつまで続くのか?コロラドの山火事は、今ところカリフォルニアほど建物は燃えていないようですが、場所によっては完全鎮火は10月になるとも言われています。
学校はしばらく登校はなしですが、コロナの上にこんなに大気汚染がひどいと、実は自宅学習で良かったのかもしれないとも思う程です。
チャウラブ13周年の話に戻りますが、ブログ2日目の投稿はひつじ雲でした。例年この時期の雲を眺めて「そろそろブログの記念日が来るな」と思い出すのですが、今年はそんな気配は全くなしでした。