2013年10月30日水曜日

ハロウィーン前日


今朝はうっすらと雪が積もりましたが、午後には3日ぶりに太陽が少しだけ顔を出しました。

昨晩は、真夜中にものすごい雷で目が覚めました。ドーンと地響きのような音がしたので、寝ぼけた頭で一瞬地震かと思いました。アシャは怯えて2階をうろうろし、カリーナは「マミー、マミー」と叫び、結局カリーナの部屋のソファで朝まで寝ることになり散々でした。小さな子供と犬がいる友達は、どこも似たような状況だったようです。

明日はハロウィーン。去年はシカゴ旅行の前夜でたいしたことはできなかったので、「来年はしっかり計画して臨みたい」と宣言したにもかかわらず、ケヴィンが出張から戻るのが夜なので、今年は友達すらも招待していません。

念のためお菓子を200個強は用意したものの(去年は700弱)、今年は配るのを辞めるか悩むところです。通りが一番賑わう時間帯が、カリーナに食事をさせて寝かす準備をする時間帯と重なるからです。

しかし家に電気がついていると人が群がるし、ドアベルを鳴らされてそのたびにアシャが吠える、ということになると困るので、「申し訳ありませんが、今年はなし」のサインを出すか?というレベルまで対処法を検討中です。

しかし、そうすると用意したお菓子はどうなるのか?

カリーナがお昼寝から起きた後は、初めてダウンタウンの子供のイベントに繰り出す予定です。さて、今年のカリーナの衣装は何でしょう?(ヒント:ボールダーで9月に活躍した職業)

2013年10月28日月曜日

最後の紅葉、久々のカフェ、低血圧。

昨日母が帰国しました。今回から成田直行便になったので、朝6時過ぎにチェックインしていた以前とは打って変わり、朝10時半に家を出るというとても楽なスケジュールでした。

空港に向かう前に記念撮影

ケヴィンも今日から4日間出張で、今朝は6時過ぎに出かけて行きました。賑やかだった日々が一転し、カリーナと2人でしばらく静かな日々です。そして週末には、2泊3日で次のゲストが来ます。

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今朝カリーナは1週間ぶりに保育園に行きました。珍しく今日は泣かずに(過去4ヶ月間で3回目)、私が立ち去る時は先生とお話をしていました。週末に行った野生動物保護区域で、クマが水浴びをする姿を見たことを説明していました。


普段カリーナが保育園の日は、まずジムに行き、その後は用事を済ませる時間に当てていますが、今日はto-doリストは完全に無視することにし、ジムから帰った後にアシャを連れてカフェに行くことにしました。先週の温暖な気候が一変しこれから天気は下り坂なので、紅葉も見納めです。今年はとても長く紅葉が楽しめ、母も満足してくれました。

曇天をバックに見納め

カフェに行くのは、なんと8月以来約3ヶ月ぶりでした。珍しくこんなことをしたせいなのか、天気予報では今日は太陽が出るはずだったのに、カフェに座っている間に霧雨になりました。暖かいカフェ内に入りたい衝動にかられつつ、繋がれたアシャに申し訳ないので、外のテーブルでチョコレートクロワッサンを頬張りカフェラテを啜りました。結構寒かったですが、それでも私にとっては十分に贅沢な時間でした。

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先週、かかりつけの医者に行きました。目的の問診が済み、せっかく来たのだから他に気になることも相談しておこうと思い、最近頻繁に立ちくらみがすることと、以前に比べて記憶力が落ちて来ている気がすることを告げました。恐ろしい事に、最近ポカッと記憶が抜け落ちることがあるのです。

結果は、私は低血圧なので(上が100、下が50位です)、血の巡りが悪いのが原因の可能性が高いとの診断でした。脳に十分な血液が送られていないと、記憶力が低下しても不思議ではないとのこと。プラス、小さな子供がいるとそういうこともよくある、という親切なお言葉。「早くもボケが始まったのか?」と不安だったので、これでやや安心です。

そこで、いきなり「塩は摂取している?」という質問。「それって、しょっぱいものが好きか、という意味ですか?」と質問の意図を確認すると、「あなたは毎日ポテトッチップスやピクルスを食べたり、塩分が多い缶入りスープを飲んだ方がいいですね」「??」「そして、立ち上がる時はゆっくりと。倒れて頭を打ったら危険ですから」

つまり私には、高血圧の人と反対の食生活が必要ということらしいのです。「へえ〜、そんなことってあるのかぁ」と妙なことに感心しつつ、しかしそう言われても、ガンガン塩分高めの食事をするのは現実的に無理がある気がします。

結局、しばらく一定量の塩の錠剤を摂取して(そんなもの、あるんですね)、その間にEKG(心電図)もとってから再診となりました。ちなみにその先生は、私も信頼している評判の良い女医さんです。「ほんとに〜?」という声が聞こえてきそうなので、念のため。


2013年10月24日木曜日

ついに紅葉がピークです

毎朝、寝室のカーテンを開けるのが楽しみです。


昨日は、朝日の輝きの中で何枚か写真を撮ってみました。太陽の光線や角度によって写り方がずいぶん変わり、本当の美しさは私の腕では表現できずに残念。




今週に入ってからいろいろな人が写真を撮ったり、葉っぱを拾ったり、プロのフォトグラファーに家族写真を撮影してもらったり、と賑やかなメイプルトン・アベニューです。

我が家も近い将来この時期に、プロに家族写真を撮ってもらうのも悪くないなあ、とふと思いました。今年13歳になったアシャが元気なうちに。


2013年10月17日木曜日

絵心

最近、カリーナの絵がマシになってきたような気が・・・

実の部分はカリーナ、私が葉の部分を付け足しました。

以前ケヴィンの元上司夫婦と食事をしている時に、「カリーナはあまり絵を描かないんですよね」と言うと、「お宅の家系からピカソが生まれるとでも思ってた?」とアメリカ的にばしっと切り返されました(彼らはケヴィンの両親とも仲がいい)。確かに、両方ともお世辞にも絵の才能があるとは言えない家系なので、「カリーナにも期待できないか〜」と心の底で思っていたのでした。

ケヴィンのパパが描いた猫

ママも猫を描こうとするが「?」

私・・・

ケヴィン

あまりにも下手でみんなで大笑い

5月の写真なのでまだカリーナが幼い
最新作
ふん、あたしはあなた達よりはマシよ。

2013年10月14日月曜日

ケヴィン男子旅行

先月私が女子旅行に行ったので、今回はケヴィンの男子旅行の番です。金曜日から3泊4日で、仲の良い友人達とユタ州モアブというところに、マウンテンバイクを乗り回しに行きました。ボールダーから西へ車で5時間のところです。今朝こんな写真が送られてきました。相当楽しかったようで、よかったよかった。




テント無しで2泊したそうです
赤いスリーピングバッグがケヴィン




2013年10月13日日曜日

秋のファーマーズマーケット

今年は家で野菜が大量に収穫できたので、ほとんどファーマーズマーケットに足を運びませんでした。家庭菜園はいい投資でした。野菜を買わなかったばかりか、マーケットに行くと余計なお金を野菜代よりも使ったりするので、かなりの節約になったのです。そして何よりも、自分で作る野菜を食べる幸福感が大きかったです。

昨日、数日前に日本から到着した母を連れてマーケットに行きました。前回はイギリスからの友達一家と一緒だったので、約2ヶ月ぶりです。

最近流行のエアルームトマト
おいしそう〜

今の季節マーケットで目立つのは、かぼちゃ、ローストグリーンチリ、菊などでしょうか。グリーンチリは長期間の冷凍保存が可能なので、我が家の冷凍庫にも常備しています。冬はこれを使ってチリスープを作ります。かぼちゃはハロウィーン用にも使われ、菊は秋の玄関先に飾られます。日本では仏様のお供えのイメージが強い菊は、アメリカでは秋に人気がある花です。



いろいろな形の茄子。でも、私はやはり小さめの日本の茄子が好きです。



ビーツもアメリカに来て初めて食べた野菜。最近レストランで、この野菜を使ったサラダを前よりも目にするようになった気がします。



秋も深まってきて、紅葉がピークに近くなってきました。今後10日間の予報で3回雪マークがあるので、あまり降らなければいいなあと思っています。木に葉が残っているうちに雪が降ると、紅葉が台無しになるだけでなく枝ごと折れてしまうからです。


今年は厳しい冬になると言う噂は本当なのかな、とちょっと不安。ケヴィンとその仲間達はうれしいだろうけど。大雨の時「これが雪だったら、どれくらいの量になるのか?」という計算をしていたような人達なので。私は、朝でかける前の車の雪かきと、ケヴィンの留守中の道の雪かきのことを考えると今からげんなり。

2013年10月3日木曜日

絶対音感

みなさんの「自分が生まれ持った能力」は何ですか?私の場合、どうやらそれは絶対音感のようなのです。

ということで、今回は以前から気になっていた音感の話です。

私は6歳から16歳までクラシックピアノを習っていました。たまたま祖母と母もピアノをやっていたので、毎日のピアノの練習が勉強よりも大切という家に育ちました。子供の頃は母の影響もあり漠然と音大に行きたいと思っていましたが、中学生の時に、音大を卒業した近所のお姉さんが、銀行に就職したという話を聞いてショックを受け、音大はやめて高校でアメリカ留学の道へ切り替えたわけです。

それはさておき、小学校の頃の私のピアノレッスンは30分のピアノと30分のソルフェージュから構成されており、毎週3冊のピアノの本から1曲づつ弾いた後、嫌々でしたがコールユーブンゲンの視唄と聴音をしていました。レッスンは毎週日曜日で、バスと電車を乗り継いでかなり遠方まで通っていたので、当時土曜日も半日学校だった私の唯一リラックスできる時は、レッスンから帰った日曜日の午後2時頃からサザエさんの時間帯くらいでした。

話は逸れますが、未だに時々、1週間丸々レッスンバッグがそのままになっており、レッスンの日に「どうしよう、先週の日曜日から全く練習していない」と焦る夢を見ます。最近これを心理学に詳しい友達に話したら、「それはトラウマだ」と言われました。

小学校と中学校では、ずっと伴奏役でした。それが、自分が歌詞を覚えるのが不得意な理由だとずっと思っていました。その代わり、音楽を聞くと単音ならそのまま楽譜を書ける程、音を当てるのは得意でした。音楽を聞いた瞬間に、頭の中には鍵盤が広がり、右手が勝手にその音の鍵盤の上を走ります。それは日常の生活の中で耳にする音でも同じで、例えば救急車のサイレンや駅のホームのドアが閉まる時の音階も、頭の中で自動的にドレミに置き換えられるのです。

例を挙げると、救急車は近づいて来る時は「シーソーシーソー」、通り過ぎると(ドップラー効果で)「ラーファーラーファー」です。

何かに集中したい時には、私の場合音楽を聞きながらというのはNGです。頭が音を拾ってしまうので、集中力散漫になってしまうのです。そして、移動ドで歌うのは得意ではありません。なのでカラオケで変調すると、相当馴染みの曲でないと途中で思いっきり音をはずす可能性があります。

何年か前に日本に帰国中、「爆笑問題のニッポンの教養」に坂本龍一氏が出演していました。その中で、氏が「音楽の歌詞が言葉として入ってこなくて、音として入ってくる」と言っているのを聞いて共感し、その時から絶対音感を以前より意識するようになりました。

絶対音感を持つ人の割合は、1万人に1人だそうです。絶対音感は後天的特質という論が一般的なようですが、どうやら遺伝子が関与しているということが、近年研究者によって報告されているようです。カリーナの歌声を聴いていると、彼女にも私の遺伝子が流れているように思えるのですが、今後どうなるか興味深いところです。

ということで、今日は不思議な音感の話でした。

2013年10月1日火曜日

秋の夜長

先月の私の密かな目標は『毎日ブログを更新』でしたが、13日連続で挫折しました。

今年は雨が多いのと、先月ちょっと涼しくなった時期があったので、紅葉が早い予感がありました。過去2年のピークは、去年が15日頃、一昨年が24日頃でしたが、ふと気づくと今年はかなり早目で、9月末から少しずつ葉の色が変化している木があり、急に不安になりました。実家の母が紅葉の時期に合わせて、来週後半から訪米予定なのです。

スローダウンして〜

今年は寒い冬になりそうだ、とあちこちで耳にしますが、今後10日間の天気予報を見ると、なんと4日は雨/雪マークが。この予報、信じたくないです。

家のリモデルは、相変わらず細々と続いています。我が家には5月末から1階にトイレがありませんでしたが、先週の末やっと便器が設置されました。檜風呂も設置され、現在防水やその周りに木をはめ込む作業が進んでいます。

しかしこのプロジェクト、5ヶ月目に突入するとは思いませんでした。キッチンの方は9割方完成ですが、メイプルのバーカウンターは来年の4月まで出来上がらないことが判明しました。十分に乾燥させないと、この気候では後に割れ目が入るからだそうです。

先ほど日本のニュースをオンラインで読んでいて、40歳女性が線路に倒れていた70代男性を助けようとして、電車にひかれて死亡、という記事を読みました。お気の毒かつ複雑な心境になります。

同時に、来年3月末からの羽田空港の国際線発着枠が、全日空に11便、日本航空に5便割り当てられる方針が固まった、という記事も読みました。この方針には、個人的に大賛成。

最近好きな盲目のジャズピアニスト、ジョージ・シアリング。このバージョンのTenderlyが特に好きです。

何のやる気も起こらない夜でした。