2009年10月31日土曜日

ハロウィーンの晩

昨日念のために”trick or treat”用のお菓子を用意しましたが、私達の住むエリアには子供が少ないので今年は誰も来ず。。。結局自分たちで食べることになりそうです(むむ)。

あれだけ降った雪も、昨日と今日の暖かさでほとんど融けました。これがコロラドの太陽(と紫外線)の強さの証拠。この気温差も強烈です。

夏に北側のデッキ用に買ったソファと椅子に、冬中カバーを掛けて置いておくのはもったいないなとずっと思っていましたが、今日ついに思い立って南側の玄関側のデッキに移動してみました。ケヴィンは始め反対していたけど、いざ置いてみるとまんざらでもない様子。

「ここにも椅子を買うといいかもね」というケヴィンの横で、「夏はあっち、冬はこっちでいいじゃない」と言う私。物をできるだけ少なくしようとするのは、日本人の発想みたい。

ところで玄関の中で光る物体は、もちろんアシャです。

2009年10月29日木曜日

大雪 続編

まだ雪が降っているか気になりつつ目覚めた今朝。起きてすぐに外を見ると、まだ雪は降り続いていました。学校は今日も休校。

今日もアシャと長い散歩へ。今日は足がすっぽり雪に埋まってしまい走って遊べず。降っている雪はとても細かい。

今日更に18cmくらい積もると天気予報で聞いたけど、雲は薄いらしく灰色の雲の向こう側に太陽が。早めに止むんじゃないかな?と思ったけど、現在午後4時すぎ、まだしぶとく降っています。

1日で一体どれくらい降ったのだろう、と興味津々で計ってみると、なんと予報通りの16インチ(約40cm)! 一昨日の昼に会ったSちゃんが「16インチ積もるらしいよ」と言ったような気がしたのを聞き間違えかと思ったけど、やっぱり当たっていた。

どうせなら太陽が出るまでそのままにしておきたいと思ったが、家に病人がいるので何時出動になるかわからず、と思い車の雪かきもしたけど、もう大変。10分経っても半分しか終わらない!

アシャは穴堀りで大忙し

この雪が轟音を立てて落ちる時にアシャは怖がるだろうなー、と思っていたら、予想どおりその展開に。

2009年10月28日水曜日

大雪警報

まだ10月なのにまた雪。しかも今回は大雪で、ボールダー地区の学校は休校。いくらコロラドと言ってもこれは異常気象です。気分はハロウィーンと感謝祭を飛び越して12月。しかも冬時間が始まるのが今度の日曜日なので、これではカレンダーが季節に全然追いついていないという感じです。

これって一体どういうこと?

しばらく低空飛行を続けながら頑張っていたケヴィンも、ついにダウンしました(近いうちに絶対こうなると思っていた!)。病気でもじっとできない性格なので、いつも風邪が長引く彼。しかし今回は熱が38度以上まで上がりかなりキツイようで、布団の中でうんうんと唸っています。

こういう時に便利なのがアップルソース。ケヴィンのママの手作りだから効くのではないかと。あと、ちぎった梅干しの果肉とおろした生姜に熱湯を注いで飲むと良いそうです。梅干しには解熱作用、しょうがには発汗作用や咳止めの作用があるので、飲むと回復が早まるとか。

昨晩から降り始めた雪は1日中しんしんと降り続け、家がどんどん雪の中に埋もれていく。。。

こんなハッピーアワーもあり(Bad happy hour food)

本当は今夜会うはずだったAちゃんとの約束を、今後雪が2日続くという予報を見て急きょ昨晩に変更。会えて楽しかったものの、食事が最悪。あまりにもひどいので「ブログのために写真を撮ろう」ということに・・・。

まずはテリヤキ・シュリンプ。出て来た途端に「ちょっとコレひどくなーい?!」と思わず叫ぶAちゃん。確かに見た目があまりにもお粗末。エビは1つずり落ちているし、缶からそのまま出たようなパイナップルの下には、腐りかけた味のする野菜炒め!しかも野菜や汁が散って皿が汚い。

こちらは、ブリオッシュの間にブリーチーズと苺のプリザーブスタイルのジャムが挟まっているもの。メニューでは「ブリオッシュ/ストロベリー/ブリー」の響きがお洒落な感じだったが、出て来たものはこんな。ブリオッシュはベトベト。うへ〜。

前日からいろいろと気に障ることが重なったらしいAちゃん。ウェイトレスがお皿を下げに来た時にぴしっと「これはあまりにもひどいので、マネージャーに言って」。尊敬の眼差しで彼女を見つめる私。そのままおしゃべりをしているうちに時は経ち、最後のお皿を下げにまたウェイトレスがやってきた時、とどめを刺すAちゃん。「ちゃんとマネージャーに話した?」

そしてついにオーナーが私達のテーブルにやって来たのでした。

彼が「貴重なご意見はいくらでも聞きます」と言うので、2人で言いたいことを言いました。野菜の鮮度の低さ、料理の見た目の悪さ、気の抜けたシャンパン、、、。実はここは前から贔屓にしていた店なのですが、最近ターゲットにする客層を変えたらしい。確かに料理の質は落ちたものの、以前より店内は賑わっているような気が。

日本に行ったことがあるというオーナーは、確かに日本人は料理をアートとして考えてる、と私達の意見に同意してくれた模様。11月から新しいメニューを投入してまた前の路線に近い感じになるというので、しばらくしたらまた戻って来てみよう(もう一度だけチャンスをやろう)、ということになりました。私達の意見は反映されるかしら?

2009年10月25日日曜日

やっとお休み

今日は朝から雪。今月これで4回目。

9月ほどではなくとも慢性的に忙しいケヴィンは、今週5日間オーランド(フロリダ)のコンフェレンス会場で狂ったように働き、昨日は朝5時にログキャビンに行き、夜はデンバーでまた仕事関係のイベント。10時過ぎに帰宅した時は瀕死の状態でした。よく運転して帰ってきたな、と思うくらい。

(付け足し:ケヴィンが後で気づいて「げげ」とのけぞっていたのですが、イベント会場のホテルでヴァレーパーキング[ホテルの入り口まで車で乗り入れ、スタッフに車をそのまま預けるサービス]を利用して、帰りに車を持って来てもらった際に、あまりに疲れていたために誤って5ドル札の代わりに20ドル札を渡してしまったらしい。その人はさぞかし喜んだことでしょうが。。。)

なので普段寝坊ができない人が、今朝は10時頃まで起き上がれず。朝・昼兼用のご飯を食べた後もゴロゴロ。「こういう日はアイリッシュ・パブに新聞を持って行って、のんびりしよう」と言っていたのが、なかなかそうもいかず。(以下のポストに続く)

Jack-o'-lantern 作り

今度の土曜日はハロウィーンです。午後に家でまどろんでいると、友人から誘いの電話がかかってきた。今日は『休息日』と決め頑として予定を入れるつもりはなかった私達ですが、やっぱり誘われると弱い。3年ぶりにJack-o'-lanternを作ることになりました。

まずはカボチャの上を丸く切り取り、中身をくり抜きます(中の種はフライパンで煎って食べました)。4人の意見が一致して、怖い顔のランタンに決定。

マジックで下書きをして、くり抜き始めます。だんだん顔が出来上がっていきます。中身をきれいにしつつ眉と鼻をくり抜き・・・

出来上がり♪

2009年10月23日金曜日

今年の作業もほぼ終了

詳細はログキャビン専用のブログに書きましたが、先週末の苦しい作業をやり遂げた結果、今週末で今年の作業を無事に終了することになりました。

来年の6月からは内部の作業(壁、床、天井、配管、電気系統、など)となります。来年の今頃に完成するのが目標ですが、本当にできるのだろうか?

今年はかなり早めに道の状態が悪くなり、車が上に向かって進めなくなったり横にスライドしてつっかえたりして、作業外にもとんでもない思いをしました。(雪の中でも優秀な)私の愛車Outbackは一押しで動き出してくれましたが、こっちの車は雪の上に土を蒔いてレンジャーで引っ張ること1時間。『こんなデカイ車を持ってるからいけないんだよ』と心の中で悪態をつきながら、引き上げるお手伝いをしました。

ログキャビンの中は密封されていますが、断熱材が入っていないので5℃くらいまで下がります。朝寝袋から出るのはかなりの勇気がいる行動。

寝袋の中からの眺め。うう、出たくない。

お店で一押しのデザートは・・・

結婚記念日の日のランチに、とあるレストランで食事をした時に食べたデザート。日本でこんなもの出したら、作った人の神経を疑われそうなもの。 クリームの下に埋もれているのはブレッドプディング。「こんなもの食べられるの?」と心配されそうですが、これが思いのほかおいしかった!とりあえずカロリーのことは深く考えずに食べ、全部平らげた後怖くなり、今この写真を見てまたうーん、と唸ってしまいました。

Manitou Springs

これがManitou Springsのダウンタウン。小さなマウンテンタウンです。下の2枚は巨大な自転車にまたがるケヴィン。苦労してよじ登ったけど、実は股がかなり痛かったらしい。

Springsというだけあって、至る所に湧き水が飲めるところがあります。飲んでびっくり、これはなんと炭酸水の湧き水でした!

2009年10月11日日曜日

Petit Weekend Getaway

ボールダーから車で南に向かって約2時間半のところに、Manitou Springsという小さな街があります。結婚10周年のお祝いをするために選ばれた場所はこんなところ。

このRed Crag Estatesは広大な敷地に3つの邸宅があり、現在はB&Bになっています。目的地としての候補はこの他にいくつかありましたが、どうもしっくりこなかった私がしつこくgoogleで検索した結果、たまたま行きついたのがこのウェブサイトRed Crags Estates。 直感で「これだ!」と思った自分の勘に間違いはなかった、とまたまた1人で満足しました。

入り口にあるリビングエリアには暖炉があり、昼間はクッキーと温かい飲み物のサービス、夕方になるとワインが用意されます。

私たちが泊まったRockledgeには7つの2人部屋の他、メインリビングルームと上記のリビングエリア、ダイニングルーム、エンターテイメントルーム、そして外にはパティオとホットタブがあります。すべてが品良くヴィクトリア調まとめられています。

もともと私はOnaledgeという別の建物の部屋をリクエストしたのですが、インキーパーの人がこの建物を勧めてくれました。口うるさい私は「このインテリアはどうも私のテイストではないので・・・」と自分が選んだ部屋にこだわったのですが、結局説得されました。

その理由は、Onaledgeはどちらかというと家族向けだがRockledgeは2人部屋しかない、一度ここを訪れた多くの人は次はこの建物に泊まりたいと言う、と言うことで、私たちのオケージョンにはこちらがぴったりだと言い張り、そして決め手は「この建物にしたら、1番いいSpindletopという部屋にアップグレードしてあげるよ」

なぜそこまでしてこの部屋に誘導したかったかは謎ですが、こうして私たちはこの巨大ジャグジー付きの部屋に泊まることになったわけです。広い部屋は非常に居心地が良かったです(ケヴィンはベッドの立派な柱に頭をぶつけたりしていましたが)。

メインリビングルームには、1875年スタインウェイ社製のグランドピアノが。

下に見える建物がOnaledge。紅葉がとてもきれいな時期です。次は2連泊してもっとゆっくりしたい、と思える宿でした。