最近私の周りでも少しずつ経験者が増えてきたズンバ。しばらく気になっていたので、ついに先週からスタートした8回のレッスンに申し込んでみた。
ズンバとは、サルサ、メレンゲ、チャチャなどのラテン系の音楽に合わせて踊るエクササイズで、アメリカでは100万人を超える愛好者がいるとか。どんなものか見たい人はこちらをどうぞ。
YouTube Zumba
金曜日の初日。東京ほどはエクササイズ時の格好には気を使わないボールダーと言えども、どんな格好をしてレッスンに行くべきかちょっと悩んだ。特に靴。ダンスレッスンなんて今まで受けたことがないので、まず靴がない。仕方ないのでワークアウトをする時の靴で登場。とほほ。
会場には15人ほどの老若男女(!)が集まっていた。ダンスとは縁遠い感じのメガネをかけたおじさんも一人いる。何期もこのインストラクターからレッスンを受けている人と初めての人の割合は、約半々だった。常連さん達は「大丈夫。すぐ慣れるわよ。コレ、本当に楽しいわよ。」と笑顔だ。前と右側すべて鏡張りの部屋の端の方に、とりあえず立ってみた。
音楽がスタート。元気なインストラクターの姿をなんとか真似てみようとするが、(わかってはいたけど)あまりにもぎこちない私…。ステップだけでも大変なのに、複雑な手の動きが入るととんでもない事態に陥ってしまう。目の前の鏡に写る自分の姿を見てげんなりする。
音楽がメレンゲに変わり、これはまだいい方かな?と思うのもつかの間、意に反してまた右と左がインストラクターと正反対になる。そして曲はタンゴに変わる。上半身をピンと伸ばし腰を低く屈めて、片手を前へ伸ばし、前へ1、2、3歩進み、Uターン。それを何度も繰り返しているうちに、ふと横に立っている私とそれほどレベルの変わらない女の人に目が行った。決して上手くはないのに、自分と比べると、立ち姿だけで私は全然負けているのだ。
まず腰の高さが違う。私は胴が長すぎ、屈むと足の短さが強調されて、どうも格好がつかない。私は日本人独特の体型で、腰のくびれがなくお尻がフラットなので、立ち姿が妙にぺろんとした感じなのだ。そしてつくづく思ったこと。それは、私は盆踊りに熱を入れていたわけでもないのに、どう見ても盆踊り調の立ち姿と物腰になっている。これは日本人のDNAの中に完全に組み込まれているに違いない、と確信してしまった。
60分のレッスンが終わる頃には、かなりの汗をかいていた。これは噂の通りいい運動だ。あと7回のレッスンで私はどれほど上達するのだろうか…?