2007年11月30日金曜日

今日が最終日 Last day

ケヴィンのオフィスは全米でも珍しい「水槽がパーティション代わり」のオフィスなのですが、残念ながら今日を最後に閉鎖。ケヴィン失業の巻、ではないのでご心配なく。この会社はもともとはボールダーベースの小さなソフトウェアの会社だったのが、5年前にシリコンバリーの会社に吸収合併され、それが去年更に別の会社によって吸収合併されました。そしてついにボールダーで生き残っていたこのオフィスは閉鎖となり、社員は吸収した側の会社のオフィスに移るか自宅勤務、という選択に迫られたのでした。ケヴィンは遠いオフィスへの通勤は嫌だ、と自宅勤務組。そして魚たちの運命はいかに。 デスクに座って向かいを見たときの感じ。こんな環境で働いていたら、仕事もはかどるはず? 「フレッシュウォター・ソフトウェア」という元々の会社名にちなんで、淡水魚のみ。               キッチン&休憩エリアにいる魚たち。 キッチン&休憩エリア全景。右側の部屋はジム。ランチタイムにワークアウトもでき、仕事後には卓球に燃える日々もあった。

2007年11月29日木曜日

ゴーヤチャンプルー

先日エイジアン・マーケットに行った時にニガウリを買ったので、今夜はゴーヤチャンプルーにしたのですが、それがまあ苦いこと。塩をふってかなり長い間置いておいたのにおかしいな?と思いつつ、でも私は苦いものは大好きなので全然平気だったのだけど、ケヴィンはヒイヒイ言いながら食べている。「舌の下に置いて食べれば、そこまでは苦くないかも」とか、しまいには「核兵器のような味がする」というコメント。それで、食べ物が大好きでお料理上手なakikoちゃんと以前話したことを思い出したのですが、どうやらアメリカ人は苦いものあまり得意ではないかもしれません。私が大好きなカンパリは日本で知れ渡っているリキュールだと思うけど、アメリカでは知らない人の方が断然多いし、akikoちゃんのマーマレードが挟まったスイスクッキーはすごくおいしいけど、アメリカ人にはあまり人気がないと言っていました。まあ、日本人ほどいろいろな味をたのしむ国民は少ないと言えば少ないですけどね。

2007年11月28日水曜日

かわいいプレゼント Present

トモコちゃんから「これ、ファーマーズマーケットで見た時、絶対チカちゃんが好きそうだと思って。」とうれしいプレゼント。これは本物のかぼちゃ。彼女はショッピングや旅行に行くと常に目を光らせていて、ちょくちょくとプレゼントを買ってきてくれる友達であります。周りはクリスマスのデコレーションを着々と進めているけど、我が家はまだ秋ムード。もそろそろ箱を引っ張り出して準備せねば。

2007年11月27日火曜日

コロラドの夕焼け Sunset in Colorado

ここの夕焼けは素人でもカメラを手に取りたくなるような美しさ。街の西側にある山の向こう側に太陽が隠れる前後の時間帯30分くらいがすごい。この後の星空もきれいで、人工衛星が通るのも見えるほど!

2007年11月26日月曜日

Caught another one また、やっちゃいました・・・

7年で6匹目。ケヴィンの実家の庭で。うちのアシャは2度の飯よりリスを追いかけるのが好きな犬ですが、本当にリスを捕まえるのです。このかわいそうなリスは、逃げ切ったように見えたのですが、どうやら木にめがけて一目散に走っている時にガブリと首をやられたようです。それでも最後の力を振り絞って木に登っている時に、アシャを捕まえようと外に出たケヴィンの目の前で力尽き、ポトリと落ち(涙)そのままアシャの口へ・・・ 鼻高々と尻尾を上げて行進をしているアシャからケヴィンが取り上げました。リスさん、ごめんなさい。

2007年11月25日日曜日

Thanksgiving サンクスギビング

アメリカで最も商業化していないホリデイがサンクスギビング。秋の感謝祭のお祝いです。全米中を人々が移動して家族に会いに行く日でもあります。家庭ごとにいろいろ料理をするようですが、メインディッシュは七面鳥。中にスタッフィングという詰め物をしてからオーブンで何時間も焼きます。そして、マッシュポテト、グレービーソース、クランベリーソース、かぼちゃを使った料理、インゲンを使った料理、パンプキンパイなどが主な料理です。

ランバート家は一般家庭に比べてヘルシーなメニューです。スタッフィングはコーンブレッドを使い、インゲンはクリームソースなどを使わず、さっぱりとした炒め物に。ケヴィンのお母さんが作った日本のかぼちゃをふんだんに使います。グレービーソースもさっぱりめです。

上から順番に、まずイタリアンソーセージとハラペーニョ・ペッパーを炒めます。そこにコーンブレッドを入れ、かぼちゃのピュレ、チキンブロス、クランベリー、セージの葉を加えてスタッフィングの出来上がり。チリペッパーベースのペーストを七面鳥の表面にこすりつけ、スタッフィングを詰め込みます。周りに野菜を並べてオーブンへ。3時間半後に焼き上がり。朝から家族総出で大騒ぎ。 しばらく休んでから、甘さ控えめのパンプキンパイを。ランバート家では2時過ぎに食事をした後夕方に映画を観に行くのが恒例行事。

2007年11月21日水曜日

Girl's night out

写真をカメラからダウンロードするのに時間がかかり、ちょっと古いネタになるのですが、先週久しぶりにこちらで仲良くしている女友達とディナーに行きました。

今回のテーマは「集団誕生会」。5人中3人が10月と11月生まれ。うちのテーブルはプレゼントや旅行のお土産が飛び交いました。ちなみに、私の周りには10月生まれが16人いるのです。まあ、それはいいとして、このメンバーはそれぞれきらりと光る個性としっかりした意見があり、以前ケヴィンが留守の時に我が家に食べ物をどっさり持ち寄って集まった時は、一晩中大討論会になるほど。

日本を離れ、しかも大都会でないところに住むと、引っ越して来た当初はなかなか気の会う日本人には出会えないなぁと思っていたのですが、ロンドンから戻ってきてからこのメンバーが結成されました。コロラドでも素敵な友人に囲まれて幸せ者な私です。

2007年11月20日火曜日

かぼちゃをクリーミーなソースで

日本から帰ってきてから毎日魚と野菜中心の食事を心がけているのですが、今日は冷え込みなんだか濃厚な味のものが食べたくなったのと、あまり時間がなかったので簡単なパスタにしてみました。

玉葱のみじん切りを炒めて、ケヴィンのママの畑でとれたあま~いかぼちゃをピュレにしたものを混ぜ、牛乳少量と生クリームを混ぜるだけ。味付けは塩と胡椒をぱっぱと。こんなシンプルなものが意外とおいしい。

天気予報どおり、夕方から粉雪がちらちらと舞い始めました。明日は一日雪の予報。木曜日はサンクスギビング。今週は学校も休みで静かです。これが終わるとクリスマスの準備に入り、アメリカ中がホリデイのムードになります。

2007年11月19日月曜日

コーンを食べたのは誰? Who ate the corn?

玄関の横に秋らしいコーンの飾りを掛けてあるのですが、こっそりそれを食べている動物がいるのです。真ん中は丸ごと完全に食べられ、左は赤いコーンなのですが、真ん中のライン、見えますか?ぱっかりと半分食べられました。右はなぜか全く手付かず。アライグマかリスの仕業と思うのですが、誰が犯人かは謎。それにしても、きれいに食べたこと。

2007年11月18日日曜日

Anything could be popular in Japan

Believe it or not, people line up for Krispy Kreme for 2 hours in Japan! The first store opened last year in Tokyo and there's the second one now. I just couldn't believe my eyes when I saw this, as, to me, Krispy Kreme is something I see in the convenience store attached to a gas station in the US. The same thing happened to Cold Stone Creamery when it made it to Tokyo a few years ago. I must make one thing clear here - there had been doughnuts stores for decades. They've got have Kispy Kreme! Any good idea to make money in Japan?

And the line keeps going around the building.

2007年11月17日土曜日

いきなり浅草 Asakusa

アメリカに帰る数日前に、ケヴィンから「友人にプレゼントする木版画を買って来い」という指令が下り、急きょ浅草に行って参りました。以前浅草寺に2回初詣に行った以外、普段こういう風には行ったことがなかったのですが、こうやって改めて行ってみると結構楽しいということが判明。

Kevin calls me a few days before heading back to Boulder and asks me to get some good wood block prints for our friends. Where can I find them? Asakusa was the answer. I had been to Sensoji Temple for the first temple visit in a new year a couple of times before but never been there for a purpose like this. It turned out to be a fun place to visit, and no wonder why it is one of the popular spot for foreign tourists.

木版画、仲見世でばっちり見つけました♪ついでに友人にお土産も購入。

Found some good prints at Nakamise, one of the oldest shopping centers. It started during Shogun Tokugawa Period, or Edo Era, goes back to 1600's.

そして浅草と言えば、コレ、金のうんち。イギリスの出版社が出している東京のガイドブックを最近読むまで知らなかったのですが、これをデザインしたのはかの有名なデザイナー/建築家フィリップ・スタルク。ロンドン在住中によく目にした名前です。本社ビルのデザインを彼に依頼するとは、アサヒビールもなかなかやりますな。

When you go to Asakusa, you can't miss this building. "Golden Turd" or Gold Flame. It's a headquarter of Asahi Beer.I was reading Timeout Tokyo guide book one day and found out that it was acutally designed by the famous designer/architect Philippe Starck, the name I saw often in London. Pretty impressive that Asahi Beer had him designed their HDQ. BTW, the building on the left hand side with a red frame is a police station sepcially designed to match the town.

Want to find out more? Asahi Brewery HDQ

2007年11月16日金曜日

Shichi-Go-San

Shichi-Go-San (七五三, literally "seven-five-three") is a traditional rite of passage and festival day in Japan for three and seven year-old girls and three and five year-old boys, held annually on November 15. The reason it's on the 15th is simply because 15 is a sum of 7+5+3, ha! As it is not a national holiday, it is normally observed on a close weekend and people go to shrines with their kids dressed up. We happened to be walking around the shrine in Kamakura one Saturday and realized lots of people were out for the celebration.

We even bumped into the line of a wedding ceremony.

2007年11月15日木曜日

うかい鳥山

まだまだ続きます、食べ物ネタ。東京を西へ奥高尾までいくとずいぶんと景色が変わり、駅前には登山客がぞろぞろ。そこにあるのがこの風流な料亭。

私達が通された離室。

こんな設定で食事も渋い。

           みんなでああだこうだ言いながら地鶏を炭火で焼く幸せ。            最後の〆の麦とろ御飯。これが結構体に沁みました。みなさん、遠いところを集まってくれてありがとう。楽しかったね。唯一の男性参加のよっちい、カメラマンご苦労様。

お品書等興味がある方はこちらへ。 うかい鳥山

2007年11月14日水曜日

国立新美術館

今回行ってみたかったところのひとつがここ。ここはコレクションを持たず、国内最大級の展示スペースをを生かして様々な展示会を開催したり情報提供などを通じてアートセンターとしての役目を果たす、という新しいコンセプトの美術館。ちょうど私が到着した翌日に急逝した、黒川紀章さんによる曲線が多いユニークな建築です。雨が降っていたので、外から正面の写真が撮れなくて残念

各階にはカフェがあり、3階(左写真上方)にはポール・ボキューズが入っている。洗練されたカフェやバー、レストランが入っているロンドンのミュージアムを思い出しました。

2007年11月13日火曜日

林屋茶園

今回の里帰り中の食事はかなり厳選されていて、おいしいものをいたるところで食べました。いずみちゃんから噂で聞いていた、このほうじ茶パフェもめちゃくちゃおいしかった。ゼリーとアイスクリームがほうじ茶なんて、珍しいでしょう?そして、ここで売っている「キャラメルマロンほうじ茶」にも大はまり。結局、いずみちゃんに連れて行ってもらった翌日に別の友達を連れて行き、有無を言わせずにこのパフェを食べさせ、自分は抹茶ゼリーとアイスをペロリ。ああ、帰る前にあと一回行きたかった。。。

2007年11月12日月曜日

二本の葦束

由布院駅周辺の喧騒から離れたところに、こんな素敵な宿がありました。祖母、伯母、母と女4人の温泉旅行。お風呂にゆっくり浸かりおいしい食事を楽しむのが目的、という温泉旅行を生み出した日本人は本当に素晴らしい。日本人でよかったとつくづく思う瞬間。

4000坪以上ある敷地に離れが10あります。中には移築された築200年の民家も。私達は内風呂のある「春燐庵」というお部屋に泊まりました。一番上がその写真。上の写真は玄関。ミニマリズムの中に美を感じます。

こちらは内風呂。すっぽりと体が入る大きさにくり抜かれており、これが気持ちのいいこと。広い敷地内を歩くのがちょっと大変だった90歳の祖母のために大活躍しました。ここからの由布岳の眺めが一番いいとのことでした。

立体的な地形が更に赴きを加えます。広い敷地をスタッフが毎朝丹念にお掃除。

お風呂

すべて貸切です。こちらは大露天風呂。広くて2、3人で入るのはもったいない、という感じ。母と私は夕食後にも入りました。ライトアップされた露天もすごくよかった。この世の極楽とはまさにこのこと。

昭和の湯どころ

この建物の中に5つ独立したお風呂があります。半露天あり、コンクリート打ちっぱなしのモダン風呂あり、家族みんなで入れるお風呂もあり、「次はどんなお風呂かな~」と扉を開ける瞬間わくわくする。

  のぼせたら一休み。温泉卵と飲み物が常に用意されていてうれしい。

お食事

こちらは馳走庵。食事はすべてこちらで。

まず、前菜。オトボケな私はこれを見てメインと勘違いしました。

順番に、山女、豊後牛、里芋の天ぷら、石狩椀。豊後牛のソースはごぼうのピュレ。里芋は皮ごと味付けして天ぷらに。美味。これにご飯、お吸い物、漬物が最後に出ます。あまりにもお腹がいっぱいでデザートの写真まで気が回らず。

こちらは翌朝の朝食。またこんな朝食を食べてみたい!

その他施設

フロントが入っている建物の2階には、大正モダンという感じの談話室があります。私はお風呂を全制覇するのに精一杯で、チェックアウト後に立ち寄っただけ。次回はここでのんびりしたい。バローロという素敵なバーもあり、こちらで母はアルコール45度のマティーニを生まれて初めて飲んで、ケロリとしていました。カウンター前の大きな窓からから眺める杉は、それはそれは見事でした。

インフォメーション

まだまだ書き足らない部分は、ウェブサイトで。スタッフは気さくでそして垢抜けた感じの人が多く、ぜひまた行きたい宿となりました。今度はどの部屋にしようかな。

由布院 おやど二本の葦束